リースリングの直圧搾。カッツェンタール村の南向き斜面に位置し、砂質、石質、痩せた表層性の二層雲母花崗岩質テロワール。風が遮られる谷間という独特の地理的条件が、ワインに柔らかく繊細な酸味を与えます。
ヴィネック・シュロスベルク 2020 75cl
呼称: AOCアルザス・グラン・クリュ
ブドウ品種:リースリング
土壌:カッツェンタール村の真南向きの斜面。二層の雲母花崗岩のテロワール。砂質、石質、痩せて表層。風が遮られる谷間という独特の地理的条件により、ワインに柔らかく繊細な酸味を与えます。
栽培:バイオダイナミック
ラベル:オーガニック (エコサート)、ヴァン メソード ネイチャー
収穫:手作業と選別
醸造:酵母添加や補糖を施さない自然発酵。空気圧式プレスで12時間直接圧搾。澱を沈殿させずに直接樽に移し替える。ヴォージュ地方産のピンク色の砂岩と渓谷産のダグラスファーで造られた、築100年のオーク樽で18ヶ月間自然熟成。下弦の月の間に、樽から直接無濾過で瓶詰め。
甘さ:ドライ
アルコール度数: 15%
提供温度: 10℃
熟成期間: 40~100年
12世紀に築かれた城の存在が、このグラン・クリュをアルザスで唯一無二の存在にしています。かつてはヴィンデック、あるいはヴァイネック(文字通り「ワインの角」)と呼ばれていました。18世紀以降、現在グラン・クリュが位置するブドウ畑はシュロスベルク(城のある丘)と呼ばれていました。18世紀末以降、この地への言及はますます増えています。この丘陵地帯の評判は高く、アルザスのブドウ畑を象徴する風景となっています。ハンジのイラスト(ブドウ畑の中の鐘楼、1929年)にもそれが描かれています。カイザースベルクのグラン・クリュ、シュロスベルクとの混同を避けるため、名称は拡大され、ヴィネック・シュロスベルクとなりました。このテロワールは1985年にグラン・クリュに格付けされました。